危険なものを飲み込んでしまったら

京都市山科区にある病児保育室OLIVE(オリーブ)よりお届けします。

こんにちは!

病児保育室OLIVEです。

誤飲(ごいん)は

何にでも興味津々なお子さんに起こりやすい事故です。

厚生労働省の報告の一部を紹介します。

・4歳女の子 乾燥剤(シリカゲル)の袋を開け、ヨーグルトにかけ食べた

・7歳男の子 光る腕輪(ケミカルライト)を噛み、口に液体が入った

・5歳女の子 おはじきを口にいれているところを兄がみつけ、驚いて飲み込んだ

・1歳男の子 母のヘアカラーをチューブごとかじった

・2歳女の子 タバコの吸い殻の入ったペットボトルを飲んだ

ごく日常の光景の中に事故の原因がひそんでいますね。

お子さんの誤飲の第一発見者は

ママやパパのことが多いでしょう。

もしも誤飲に気付いたら、落ち着いて適切な対処を。

「何してるの⁉」と大きな声をかけられたのにびっくりして

飲み込んでしまうこともあるのです。


少量で症状がなければ、あまり心配のないものもあります。

化粧品やクレヨン、絵具、シャボン玉などです。

反対にとても危険なものはボタン電池。

短時間で食道に穴をあけてしまうこともあります。

揮発性のある除光液や、漂白剤やトイレ洗剤、たばこなども危険です。

症状がなくても受診するようにしてください。

シロップの飲み薬は甘く飲みやすいものが多いので

もっとたくさん飲みたいと思ってしまうかもしれません。

パック型の液体洗剤やビーズ型の消臭芳香剤は

キラキラして美味しいゼリーのようにも見えます。

必ずお子さんの手の届かないところへ置きましょう。

応急処置として牛乳を飲ませると良いと

聞いたことがあるかもしれません。

が、牛乳(または水)を飲ませてはいけないものもあります。

揮発性のものやたばこ、防虫剤などです。

また、指をつっこむなどして無理に

吐かせることで症状が悪化する場合もあるので注意が必要です。

対応がわからない時は自分で判断しないようにしましょう。

大阪中毒110番 072-727-2499(24時間対応 通話料利用者負担)

京都府のホームページにも

誤飲時の対応がまとめて載っています。


誤飲(すぐ吐かせるもの・吐かせてはいけないもの) [子育てQ&A]/京都府ホームページ (pref.kyoto.jp)

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